頚椎ヘルニアが私に伝えたかったスピリチュアルなメッセージとは？

わたしは以前、頸椎ヘルニアの痛みでめちゃめちゃ苦しんでいました。

アロママの頸椎ヘルニア体験記

頸椎ヘルニアって知ってますか？
正式には頸椎椎間板ヘルニアといって、首にある7つの頸椎の間にあるクッションの役目を果たしている椎間板が破れ、中から髄核と呼ばれる組織が飛び出してしまった状態で、（ヘルニアとは体の一部がある位置から飛び出している状態を言います。）
その飛び出た髄核が神経に触って激しい痛みや痺れを引き起こすと言われています。まあ、痛いですよ。

痛みは体からのメッセージですよ！！

ちゃんと耳を傾けましょうね！って言ってた私がまさかの頚椎ヘルニア！！
本当にね、情けなくてね・・・でも、この経験はとても良い経験になりました。今にして思えば、なぜこんなにも激しい痛みに襲われたのかといえば、

私が普通の痛みではちゃんと向き合わない

ともう一人の私が知っているからだと思われます。私は痛みに強いのです。ちょっとした痛みなら我慢できちゃいます。現に昔感じていた原因不明の体の痛みも1年くらい痛みに耐えていました。そして薬の副作用もあまり出ない、薬にも強いタイプ。だから、薬で誤魔化せちゃうこともあります。でも頚椎ヘルニアの痛みは薬も効かず薬を飲んでも痛みを我慢できなかった(´；ω；`)

この痛みは「楽になりたい私」と「楽になってはいけない」って思っている私との戦いでした。
わたしはこの「楽になりたい私」を受け入れる事ができませんでした。楽になりたいという本当の思いである体からのメッセージに耳を傾ける事が出来なかったのです。

なんでかって言うと、楽になってはダメだと思っていたから。

私が楽になったら、子供たちに迷惑がかかる。
私が楽になったら、子供たちがかわいそう。

そう思っていたのです。
そうなの・・・私って母親としてどうなの？？って、当時かなり葛藤していたのですよね。（子供も不登校になった頃だし）

楽になりたいだなんて、母親失格。

母親としてやって当たり前の事ができない。
子供にイライラしてしまう自分が許せませんでした。

私は自分の中にある母親だったら○○すべし！！という価値観（無意識）で自分を苦しめていました。でも、向き合いたくなかった。楽になりたい私を受け入れて、子供を無視しろって？子供の世話を放棄しろって事？って、そんな事思っている自分に怒りを感じてすらいました。

だから、この痛みとどうしても向き合えなかった。

だからどんどんと痛みは増していくばかりです。
そしてとうとう観念しました。

痛みを読み解くプロとしてやっているわたしでも、自分一人で自分と向き合うって難しいのです。向き合わなくてはならないって解ってはいても、一目散に逃げていく自分がいました。
逃がさないように、しっかりと手を握り締めてくれる人が必要なんです。
もしも、私と同じような事をしている人がいたら私もセッションをお願いした事でしょう。

痛みを手放すために自分で掘り下げて、現実に動いて頑張りましたよ(´；ω；`)その結果、自分を苦しめていた本当の理由がわかりました。

私を苦しめていたのは、母親という役割りだったのです。

私がイライラしていたのは、拒絶していたのは、子どもじゃない。
この母親としての役割りにイラついていたのだ！！

役割りはほかにも、女として、娘として、妻としての役割り、社会人としての役割りなどたくさんあります。

母親だったら、女だったら、娘だったら、社会人だったら・・・○○やって当たり前。

あなたにもそんな価値観はありませんか？

私は痛みと向き合う事で、自分の本当の思いに気づくことができました。

子どもの世話を放棄して楽になりたかったのではなく、この母親として役割りにただただNO！と言いたかっただけなのだと。

私がイラついているのは子供にではなく、女に子育てを押し付けてた日本の社会と旦那にだ！

こう思えた事で、イライラする自分や母親業が辛くなっている自分を許すことができるようになったのです。
そして、頚椎ヘルニアの痛みからも解放されました。

自分と向き合っていた時に見つけたこんな本もあります。

母親になって後悔してる